冬の中島へ・・・・下見編

今年もこっそりと、このツアーを実施しています。

「冬の中島探検!」

あくまでオーダーがあった際に、5人以上での開催です。

冬の洞爺湖は凍りませんが、島の施設は凍ります(夏仕様なのだそうです)。
なので冬期間は島への上陸は基本NG。
水もトイレもなく、その他もろもろ安全確保も難しいですからね。
ですので、私たちも出来るだけ、”知っている人たち(以前ツアーに参加されたゲスト)”
のオーダーしか取らないようにしています。

今回はそのオーダーが入ったので、今期初の下見に出かけました。
まず、ざっと運動量のお話をすると・・・・
総移動距離:~4km程度をツボ足とスノーシューにて
最低標高:84m(湖畔)、最高標高:300m位(遊歩道)
下見に要した時間:(写真を撮りながら)正味2時間半、計3時間かけました。

ゲストともここまで行きません。行けません。
最近は違うことも良くありますが、
この島への慣れもあり、大抵の場合私の体力のほうが勝ります。
ゲストとは、「楽しい範囲で」一緒に歩くようにしています。

 

前置きが長くなりましたが、

すっごく神秘的で、
とにかく周囲に音はなく
エゾシカの足跡を追いかけながら
時折現れる巨木たちにあいさつをして
気がついたら島を1/3周していました。

 

途中久しぶりにエゾシカに警戒音を鳴らされて、
稜線上に3頭のメスジカを見つけました。

エゾリスは姿は見せませんでしたがあちこちに走り回った跡があり、
カラ類やゲラ類の声が森に響いていました。

以下、写真と共に本日の洞爺湖中島を紹介します。

鈍い朝の光。久しぶりの中島上陸です。

島に下りたのは私だけ。
他のお客様、下りれなくてごめんね。

朝の太陽に向かって伸びる枝。滴が凍ったつらら。

湖畔では、波のしぶきで氷が出来始めていました。
このモノトーンのような世界、久しぶりだなぁ。

エゾシカたちの生活の痕。風が少ないくぼ地に足跡が数多く。

エゾシカたちの生活の跡です。
エサ資源が少ない冬は、おそらく普段よりも歩き回る必要があるのでしょう。
島のあちらこちらでこのような足跡に遭遇しました。

稜線ではほとんど積雪もなく、風が音を立てて通ってゆきます。

今年の小雪を物語るかのような稜線です。
ここまではスノーシューをはかずに「ツボ足」で来ました。
久しぶりのソレルとストック、上半身は汗だくでした。

冬の大平原にて。風とカラたちの声のほかは、音のない世界。

大平原です。写真を撮っている正面には、晴天時に羊蹄山が現れます。
本日はその方向から強い風と雪。
羊蹄山と島の木々に挨拶をして帰ってきました。

 

さぁ、こんな島に行ってみたい!(出来れば以前ご利用いただいた皆様)、
どしどし御連絡ください。
遊覧船の都合上、5名様集まらないとツアーが実施できません。
週末だったら皆さんも参加しやすいかな?

御連絡お待ちしています。

(ゆ)

最後におまけ。
本日の下見の後に、どれだけお腹がすいていたか・・・・

食べちゃった・・・

一応40代、こんなに食べても良いのだろうか・・・・・。