ジオパーク同士の交流

伊豆大島ジオパークから、6人の刺客(?)がやってきました。

彼らは、北海道内のジオパークを巡り、勉強・研鑽し、
そして地元のジオパーク関係者たちと、単なる地元民と、
交流を図りつつ、戻ってからの自分たちの案内や活動にも活かす・・・・。
なんともポジティブなオーラ満載の皆さんです。

そんな彼らと6月初旬の半日を
「腰が痛いヘナチョコガイドと過ごす、お気楽即興ジオツアー」
に出かけてきました。

テーマは「動きながら決める」(これは予定通り)
カヌーは「準備や片づけを手伝ってもらう」(不測の事態により・・・)

なんていう、普段ならちょっとありえないツアーでした。
ホント、ヘナチョコで失礼致しました・・・・。

ジオパークというと、石?岩?火山?地質?
そんなイメージが先行しますし、実際好きな方が多いのです。

なのですが、本日のジオツアーは
「洞爺湖の入口と出口、中間を楽しみましょう」
てな感じに決まりました(運転中)。

だって、その言葉に反応が良かったから・・・。

当日は雨の予報が出ていたこともあり、
「入口・途中の湖・出口」の湖から。

小雨降る中、しっとりカヌー

大人3人ですーいすい。

小雨に全部で108(トーヤ、と読みましょう)滴くらい当たりながら、

まずは洞爺湖に立ってみました。

ほんの一瞬の凪ぎを利用して・・・ハイポーズ!

「これがしたかった!」んだって。
有難いことです。ほんと、ありがとう。

ちょっぴり、ジオサイトについてもお話しながら、
私の視点は「外から移り住んで、現在はハッピーな田舎モン(自慢です)」。
野菜や食べ物のお話がメインか?というくらい野菜の話ばーっかり。
「今のアスパラはサイコーだよ」
がメイン、
「洞爺カルデラでね、こんなことがあったそうですよ。」
はサイドディッシュみたいなものです。

「あ、入口まだ見せてなかった!」
(皆さんは赤紫蘇のソフトクリームをご賞味中)

洞爺湖に注ぐソウベツ川を見つつ、
近くの小さな流れを覗き込み
小さな流れには、小さな命が沢山でした。

次は出口だな!
ホイ!
壮瞥の滝と、洞爺湖から流れ出る壮瞥川。
そして、洞爺湖からの出口。壮瞥の滝。

(本当は下から見上げたかったけれど、時間の都合にて上から・・・)

道中、あっちこっちに停まりながら、
話は飛び飛び。だってお話好きが7人も乗ってますから。

あれが有珠山と昭和新山かー!って話しているのかな?

話を聞いてくれているのか、聞いていないのか、
とにかくあっという間に3時間が過ぎてゆきました。

この季節の洞爺湖で見られるきれいなお花たちにもさまざま出会い、
(キリ、フジ、シウリザクラ、トチ、オオハナウド、ホオノキ、壮瞥公園からの緑なウメ、などなど)
少しは季節が伝えられたでしょうか。

この後火山のツアーを控えていたため、火山関連のお話を「出来るだけ」しないようなツアーでした。

ご参加、ありがとうございました。
そして、楽しい時間をありがとうございました。

(ゆ)