将来の散策ルートに向けて

今日はガイドとはちょっと違いますが、
洞爺湖有珠山ジオパークの将来の散策ルートを
検討兼調査に行ってきました。(しかも大人数)

専ら私は、アウトドアガイドとしての
・ルート上の危険個所確認
・安全性をどう確保するべきか?
・植物の生育状態(これは半分趣味で)
・学べて楽しいコースになるのか?
を頭に歩いてきました。

赤ヘルメットが先生のしるし

場所は有珠山周辺。(わかる人にはすぐにわかってしまいますね)

全員ヘルメットを着用し、
立ち入り禁止区域を縦横無尽に歩きました。
(普段はまだ立ち入ることは出来ません。今日は特別です。あしからず)

あるポイントの重要性、見てもらいたい現象、そこに至るまでのルートや安全性
などなどについて話しながら進みます。
植物の繁茂状態なども見つつ、
見やすく、理解しやすくするにはどうしたら良いのか・・・?
現地で同時に意見交換です。

2000年噴火で破壊された旧国道230号線です。
とても実りのある、見どころ満載のルートが出来そうだけど、
大変なのはきっとここから。
各省庁や事務所などと調整を取りながら、
どこまで現実になっていくのだろう?

とても楽しみです。

噴火口の反対側から。

火口を挟んで見てみると、素晴らしいロケーションだとわかります。
(途中で電話が来て、対応してたら遅れてしまっただけなんですが)

きっと近い将来皆さんも、ヘルメットなしで歩ける日が来ることを願います。
ジオパークを楽しく、安全に。

(ゆ)