今年の春は、北海道にくる前に寄り道しているみたいです。
まだまだ事務所周りにもたくさんの雪雪雪。
ですが、確かに雪の壁は日増しに低くなってきています。
湖畔の様子も、車の窓からも見えるようになっています。
ほらね。
気を付けてみていると、エゾシカの足跡も見つかります。
そして木々の芽も膨らみ始めています。
これはドロノキ(ドロヤナギと呼ぶことも)の冬芽です。
「冬芽」とは、昨年の秋、葉っぱが落ちる頃に作られたもので、
今年開く分の葉っぱなどが小さく小さく折りたたまれて
中に入っています。
外側を固い殻のような皮で覆われているものです。
ドロノキはこのようにいかにも強そうな皮ですが、
こちら、キタコブシの冬芽はフサフサの毛に覆われています。
これらは共に、冬の間に芽が凍ってしまわないためのいわば「保温設備」です。
もうすぐ、これらの芽がどんどん大きくなって、
約半年ぶりの緑を見せてくれるんですね。
関東ではもうお花見をしているって言うのに、
洞爺湖ではまだまだこんな感じです。
今年のサクラは、例年通りGW後くらいかなぁ・・・。
待ち遠しい・・・(っていう私たちの気持ち、わかってもらえるだろうか・・・)。
(ゆ)