シーズンの合間に・・・

投稿日はエイプリルフールですけど、
普通のお話ですよ。

 

最近はシーズンの狭間、片づけと準備、
事務所周りの外仕事、中仕事、
普段はいけない観光プロモーションなどでのお手伝い、
そしてもちろん春に向けてのトレーニング・・・・・
結構いろいろやっています。

そんな今日この頃ですが、この時期は勉強会のタイミングでもあります。

去る3月31日は有珠山2000年噴火の日で、
地元の火山マイスターネットワーク主催の勉強会にお邪魔してきました。

火山マイスターの勉強会にて。大切なことです。

噴火から14年が経ち、人々の記憶も大分薄らいできています。
噴火口側の西山山麓でも、現在は草本やヤナギ・ドロノキなどの木本が
地面をびっしりと覆って、噴火口の気温低下に伴いあるものは水辺に、
またあるものは乾燥して草地に変貌を遂げています。

変動する大地・・・・
自然の変遷を見ていくのはとても楽しいものです。

が、

有珠山は元気いっぱいの活火山です。
噴火のリスクは、現在は少ないかも知れませんが、なくなってはいないのです。

そんな事実を、まずコミュニティーの住民にも伝えたい。
観光に、学習に来る来訪客にも、火山と共生するということを伝えたい。

そんな学習発表会でした。

火山の専門家からも貴重な資料を見せていただき、アドバイスや補足も出てきます。

そしてマイスターの皆さん独自の視点で作ってきた資料も
単純に「火山」を見ているのではなく、
広く「地元」を見ながら当然の事実として「火山」を意識している。

同じテーマで違った視点がある。

とても、とても勉強になりました。

 

~火山と真面目に向き合う~

真面目に調べ、真面目に遊ぶ。

 

僕らの洞爺湖に対する視点と、似ている気がします。

(ゆ)