洞爺ガイドセンター -洞爺湖の自然やツアー風景などを発信中 : ブログ- www.toya-guide.com

ツアーの受入れと、皆様の満足・・・・を考えてみる

夏休み、たくさんのご利用をいただいております。
無事にお盆も無事故で終えることができ、少々ほっとしております。
今までお会いした皆さま、ありがとうございました!

今回は、最近弊社でも増えてきている
「言語の問題」と、【「ツアーの受入れ」・「安全管理」・「皆様の満足度(想像)」】
についてちょっと書いてみたいと思います。

(写真もなく、長い文章です)

最近は海外からのゲスト(お客様)からも、普通にご予約が入ります。
メールから、ホームページから、外部の体験紹介サイトから・・・
そして現地に着かれてからお電話でも。

私たちのツアーは、「日本語」と「英語」で実施が可能です。
ただし、基本1ツアーにつき、1つの言葉でご案内しています。
以下の理由で同じ時間帯のツアーに両方の言語を混ぜてはいません。

理由: コミュニケーションに2倍の時間がかかる

例えば、ネイチャーウォッチングツアーの場合、
日本語での説明の後に、英語の説明をするとします。
これって、英語のお客様は毎度日本語説明が終わるまで
何が起こっているのかわかりません。
野生生物の事を話していたとしたら、肝心な良いタイミングを逃してしまいます。
 →貴重な旅行中の時間です。次の機会はそう来ないのだから、
  せっかくならいいタイミングで見てほしい。見せたい!
  それが、皆様の満足にもつながるのでは?と考えています。
また、もしこれがスズメバチの注意のことだったら・・・
 →これは安全管理上、出来れば避けたい状況です。

また、単純に一つの事を説明するのに2倍の時間がかかれば、
皆様が見たり、聞いたりすることができる時間は1/2になってしまいます。
 →もっと、現地の事や自然の事、知りたいですよね。

これは、私たちガイドにとってとても大きなことです。

カヌーツアーでは、この差がより顕著になります。
カヌーはある意味、単なる乗り物です。
その乗り物の基本的な操縦方(漕ぎ方)を覚えてもらい、
ガイドは別のカヌーに乗って動いています。
ガイドが皆様と一緒に行動することで、洞爺湖の自然の素晴らしさを、
皆様それぞれが少しでも感じることができたら。
日々、そんな思いでご案内しています。

しかし、相手は自然です。
時に波や強風に見舞われ、大雨に降られることもあります。

そんな時、私たちガイドは皆さんがすぐに対応できるように
・事前に対応の仕方を教え、
・できるだけ早めにその指示を出します。

これが、もし上記の理由で伝わるのに2倍の時間がかかってしまったら?
話せることが半分になってしまうので、肝心な情報を端折ってしまっていたら?
 →あまり考えたくないことですが、たぶん事故につながりやすくなりますね。

皆様の旅行の中で、私たちがお手伝いできるのはほんの2時間程度です。
しかしその2時間程度の間、ガイドは皆様の「生命を預かる身」、でもあるのです。
中途半端なことは、決してできないのです。

最優先するべきは、「皆様を安全に、時間を守って、元の場所に戻すこと」
その上で、「楽しく、少しだけ挑戦出来て、思い出に残るツアーにしたい」
そう考えています。

時に、このような理由でツアーへのご参加が出来ないときもございます。
その際は、「ムムッ」と来るかもしれませんが、
何卒、ご理解くださいませ。

洞爺ガイドセンターからのメッセージでした。